新年号「令和」のゆかりの地でもあり、学問の神様「藤原道真公」が祀られる大宰府天満宮。
200種類6000本もの梅の木があり、1月下旬より紅白咲き誇る梅の花の姿は圧巻です。
その境内に咲く梅からとれた梅の実で太宰府に職員の方々が梅干しを漬けられています。
今回はとってもご利益のありそうな、「天神さまの梅」について紹介していきたいと思います。
毎月25日個数限定販売
「天神さまの梅」は大宰府天満宮境内のお守り授与所にあります。
毎月25日個数限定販売なので、当日は早めにお参りに行かれる事をおすすめします。
私がお参りに行った日は残り3つ、値段は一箱400g入りで初穂料2000円でした。
梅干しの初穂料には変動があるようです。
高級感のある可愛らしいパッケージ
シンプルな白地に梅干しをイメージした赤丸、蓋の部分5枚でまるで梅の花のようですよね。
手にとってみると見た目よりもずっしりと重たくて高級感があります。
裏面にはこのような文言が記載されています。
極寒の冬に耐えながら、早春にいち早く香しく咲きにおう梅の花。
天神様がこよなく愛された梅。
大宰府天満宮には、天神さまを崇敬する人々により奉納された多くの梅が、悠久(ゆうきゅう)の時の流れの中に咲き続けます。
この梅干しは、これらの梅から採れた梅の実を紫蘇と塩だけで独自に漬け、皆様にお頒(わ)け擦るものです。
悠久(ゆうきゅう)とは過去から未来まで果てしなく続く事という意味です。
梅の木の寿命は、品種や鑑賞用なのか果実を収穫するためなのかなどによって違ってきますが、100年やそれ以上のものもあります。
歴史のある大宰府天満宮の梅を使っている、それだけでなんだか感慨深い気持ちになってきませんか。
食べた感想
さて、気になる梅干しのお味の感想を書いていきたいと思います。
開封すると真っ赤な梅がずっしりとぎゅうぎゅうに詰まっています。
赤紫蘇のとにかく酸っぱい香りがしてきて、奥歯のほうがぎゅ~~~っとなる感じです。
一粒一粒がしっかりとした触感があります。
梅酢いっぱいに漬かっていてとっても酸っぱいです。
最近はいろんな味の梅干しがありますが、元々の梅干しってこんな感じだったんだなと改めて思いました。
さいごに
今回は大宰府天満宮の25日個数限定の梅干しを紹介しました。
とにかく酸っぱい昔ながらの手作り紫蘇漬梅で、昔ながらの梅干しを味わえます。
そして学問の神様の藤原道真公が、きっと皆さまを後押ししてくれるはずです。
コロナ渦で大宰府天満宮にお参りができない方にも、
ご利益が届きますように。
ご利益が届きますように。