料理研究家で梅仕事歴70年以上の大ベテラン、藤巻あつこさん。

大きな本屋さんに行くと、藤巻あつこさんの梅や漬物に関するレシピ本がたくさん置いてあります。

今回は「梅仕事を通した人生勉強」「人づきあいの秘訣」などが主に書かれたこちらの本のご紹介です。


97歳梅干し名人 人生のいい塩梅 [ 藤巻 あつこ ]

梅干し名人 藤巻あつこさんのプロフィール

1921年東京生まれ。料理研究家。

子供の頃から梅干しが大好き。21歳で嫁ぎ、見よう見まねで梅干し作りを始められます。

40代半ばより料理教室(日本料理、西洋料理、中華料理)を習い、その後『栄養と料理』で料理研究家としてデビュー。

保存食だけの梅干しだけではなく梅調味料や梅料理も提案。

NHK「みんなのきょうの料理」でも講師を務められています。

著書に「梅干し・ウメ酒・うめ料理Q&A」「血液もサラサラ!「梅」あじレシピ150」(主婦と生活社)

「おばあちゃんの梅干し・うめ料理」(家の光協会)ほか多数。

「97歳梅干し名人 人生のいい塩梅」の目次(一部抜粋)

第1章 私がのめりこんだ梅の事

・知れば知るほど、面白くなっていく
・1年の感謝の気持ちを込めた”梅贈り”
・梅干しがもつ、大きな力

第2章 料理の師に恵まれて

・料理は、人それぞれの思いがある
・基本こそが大事!
・始めて出した本は梅料理の本

第3章 好き嫌いと梅が健康のもと

・梅干しの酸っぱさは若返りのもと
・グレイヘアのこと
・肌のお手入れのこと

第4章 自分を上手に運転するには

・長生きすれは、いろいろな歴史とも遭遇して
・物事は考え方次第
・自分を上手に運転していく

「97歳梅干し名人 人生のいい塩梅」を読んだ感想

梅干し作り、料理を通した人生勉強

1921年、東京東京生まれの藤巻あつこさん。

戦争も経験し、結婚も親が決めた相手とされています。

お姑さんとの関係、嫁ぎ先での苦労、戦争中に子供にしっかりとご飯を食べさせてあげれない辛さなどある中で、

梅干し作りを通して前向きに生きてこられています。

「自分が意地悪をされたら、3回くらい親切をして取り返しましょう。」

と心に決めてこられたそうです。

これを実践できる人、きっと少ないですよね。

私はここまでたどり着くまで、まだまだかなりの修行が必要です。

今の私達と比べると大変な苦労をされている中でも、こんなふうに前向きに考えられるところを見習いたいですよね。

梅の効用、梅のレシピ

こちらの本の中には「藤巻流・梅のレシピ」も掲載されています。

梅干し作りのコツ、青梅の粕漬け、青梅のピクルス、にぎやか梅酒などなど、

梅干しの効果、梅酢での風邪予防、下痢止め、咳止めなど梅干しについても詳しく書かれています。

藤巻あつこさんが50代で始めて本を出版された『梅料理 和洋中』は、主婦ではなく男性の板前さん(おそらく)などばかりが

よく購入されていたそうです。

梅を主役ではなく臭みを抑えたり、豚肉の油切れをよくしたり、隠し味に使ったりと思いがけない使い方をされていたところが、主婦ではなく料理人さん達に注目されたのかもしれないですね。

『私には、まだやりたいこと、「夢」があります。

梅干しのことなら、一歩先に行かなくちゃと思っていますから!』

梅のレシピにも藤巻さんのこだわりがたくさん詰まっていました。

まとめ

97歳とは思えないくらい若々しくて前向きでグレイヘアも素敵な方です。

梅干し、料理に関することを大変な状況の中でも一生懸命勉強されてこられました。

「自分を上手に運転していく」、事の大切さが書かれています。

「一生懸命に頑張ったことが不本意な結果に終わる」という事もありますが、

それでも前向きに進んでいこうという気持ちになれる内容の本でした。

97歳梅干し名人 人生のいい塩梅 [ 藤巻 あつこ ]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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