【発酵予防】冷凍梅で梅シロップ作り

梅雨でジメジメして気分も落ち込む中、5月下旬頃からお店に新鮮な梅の実が並び始めるとなんだか嬉しくなってきますよね。

梅の実をすぐに漬ける事が出来ない時は、冷凍保存をすることもできます。

(※梅干しは冷凍梅では作れません。)

梅子
そのままの青梅を使用するよりもメリットがたくさんあるんです。
  • 冷凍することで繊維が壊れやすくなり、梅のエキスが早く抽出される。
  • 早く完成するので、カビや発酵もしにくくなる。
  • 梅しごとの季節が終わっても新鮮な梅シロップが出来る。
それでは、今回は冷凍した梅を使って、梅シロップを漬けていく手順を紹介します。

梅シロップ作り 準備するもの

広口瓶(今回は5リットルのものを使用)

・青梅(冷凍したもの) 1.5キロくらい

・氷砂糖 1.5キロ

・竹串(梅のへたを取る)

・リンゴ酢(200mlくらい)

・消毒用のアルコール、または焼酎

  ※瓶はしっかりアルコールで消毒をしましょう。

作り方

①梅を洗う

水で丁寧に梅の汚れを落とします。

②梅のヘタを取る

つまようじなどで梅のヘタを取り、キッチンペーパーなどで水分をふき取ります。

③梅を冷凍する

梅を24時間以上冷凍する。

冷凍することによって梅の果汁が出やすくなるので発酵予防にもなります。

キッチンバッグなどに入れて冷凍しましょう。

④瓶に梅の実と氷砂糖を交互に入れる

⑤発酵予防にリンゴ酢を入れる

※入れずに作る方法もありますが、発酵予防のために今回はお酢を入れました。

⑥シロップが出てくるのを待つ

一旦完成です!

冷暗所で保存してシロップが出てくるのを待ちます。

梅シロップの様子

梅シロップ 1日目

一晩でここまで変化しました!

梅シロップ 2日目

かなり猛暑の日だった為、心配で発酵予防の為に、瓶の下に氷枕をひきました。

梅シロップ 3日目

梅がシワシワになって、氷砂糖も解けてきました。

瓶の下に氷砂糖がたまっているので時々ふってなじませます。

梅シロップ 一週間【完成】

梅の実がこんなに小さくなりました。

開けてみる甘くてととってもいい香りがします。

今回はリンゴ酢も入れているので少し酸味のある香りもしてきます。

梅シロップはいつ頃から飲める?

目安は大体10日頃からになります。

だた今回は冷凍梅を使用したので、かなり早く梅エキスがでてきて氷砂糖ともなじんでくれました。

気温や保管をしているところによっても変わってくるので、発酵しないよう気をつけながら様子をみていきましょう。

梅シロップの保存方法

梅シロップはそのままにしておくと発酵してしまう事があるので、完成したら冷蔵庫などで保管していきましょう。

    1. 梅の実をとりだす。
    2. 消毒した瓶に梅シロップを入れる。
    3. 3ヵ月以内を目途に飲み切りましょう。

    長期間、保存をしたい場合は製氷機などで1回分ずつ凍らしておくと便利です!

    最初は少しハードルが高くかんじてしまうかもしれませんが、実際に挑戦してみるととても簡単に作る事が出来ます。

    お店で梅の実を見つけたらぜひ梅シロップを作ってみて下さいね。

    炭酸水で割って飲むと、本当に爽やかですっきりします。

     

     

     

    Twitterでフォローしよう

    おすすめの記事