こんにちわ
梅マイスター・梅干ソムリエの梅子です
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梅干しとは違うちょっと珍しい、甘酸っぱいちょっと不思議な梅漬けを見つけました。
梅干しの本場、和歌山県みなべ町にある山崎秋芳園さんという安政二年(1855年)から続く梅干し屋さんです。
さっそくレポートしていきますね!
Contents/目次
山崎秋芳園 封じ梅ができるまで
とても不思議な見た目の封じ梅。
どのようにして作られているのかすごく気になりますよね。
製法は6月に収穫した生梅をまず短期間塩漬けし、その後種を抜いて砂糖漬けに。
さらにシソの葉でくるみ、再び砂糖で本漬けし、3ヶ月余りねかせて出来上がりです。
完成までかなり手間がかかっていますよね。
封じ梅の由来は?
封じ梅という名前、紫蘇でくるんであるからかと思いましたがそうではないようです。
昔々、紀州の殿様に献上したところ風味をいたく賞賛され、年々その製造を秋芳園に命じるとともに、一般の製造を封じた、というのが封じ梅の名の由来だそうです。
梅のお菓子はたくさんありますが、こんな梅漬けはほんとうに珍しいですよね。
封じ梅を食べた感想
さて、あれこれ書きましたが一番気になるのはどんな味かですよね!
蓋を開封すると、ひたひたのシロップに漬かっています。
あま~~い味なのかなぁ・・・と思いきや、
青梅のフルーティーな感じも残っていて、シャキシャキとしっかりとした食感です。
紫蘇でくるんであるので独特のほろ苦い味もしています。
緑茶と一緒にいただきましたが、コーヒーなんかも意外と合うかも!と思いました。
さいごに
さて、私のこの拙い食レポで伝わりましたでしょうか?
梅好きな方はとっても気になりますよね。
ぜひ一度食べてみて、不思議な味や食感を楽しんでみてくださいね。