・梅干しと一緒に食べるとよいもの
・おすすめのレシピ
レシピは超簡単なものばかりです。
骨粗しょう症はどのような状態?
骨粗しょう症は骨の密度・強度が下がり、骨に筋が入ったような状態になってしまう病気です。
骨がスカスカになってしまうので、骨折をしやすくなったり、背骨が曲がり姿勢も悪くなります。
骨の変形がおこったり圧迫骨折など、健康な生活の維持も困難になります。
骨粗しょう症になる原因は?
加齢とともに
骨密度は、女性の場合は18歳にピークに達します。
そののち40代半ばまでは一定数を保ちますが50歳前後から徐々に低下していきます。
年齢と共にカルシウムの吸収が悪くなったり、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを作る働きも弱くなっていきます。
偏食・過度のダイエット 生活習慣など
骨を形成しているカルシウムは、体内の骨や歯に99%、血液中に1%あります。
カルシウム摂取量が減少すると血液中のカルシウム濃度が減ることを防ぐために、骨からカルシウムを補い始めます。
骨密度は低下し、もろく折れやすい状態になっていきます。
極端なダイエットによる栄養不足などで若い女性でも骨粗しょう症になる事があります。
女性ホルモンの低下
女性ホルモンののエストロゲンが骨の新陳代謝に深くかかわっています。
骨は毎日新陳代謝を繰り返しています。
女性は閉経を迎える50歳前後にはエストロゲンの分泌量が減っていきますが、エストロゲンが減っていくと
新たに骨の形成ができなくなり骨粗しょう症になります。
梅でカルシウム吸収率アップ!
梅のクエン酸効果
梅に含まれるクエン酸がカルシウムの吸収を高め骨から持ち出されるのを防いでくれる効果があることが分かっています。
毎日梅干しや梅肉エキスなどを食べるとカルシウムの定着率が徐々に高まっていくことが期待できます。
小魚類、乳製品と一緒に梅干しを
毎日の食事からカルシウムを摂取することが大切です。
成人の1日のカルシウムの必要摂取量は700mgです。
カルシウムを多く含む、小魚類、乳製品、大豆製品、海藻類などの食品と梅干の組み合わせを取り入れていきましょう。
梅干しを食べるとよい時間帯は夜
骨粗しょう症予防には「夜」に梅干しを食べると効果的!
骨のカルシウムが不足してくることが原因で起こる骨粗しょう症だが、カルシウムを骨に吸収されやすくするにはマグネシウムが必要。
梅干しにはたくさんマグネシウムが含まれているため、梅干しを食べると骨粗しょう症の予防になる。
梅を取り入れたオススメレシピ
超簡単レシピを紹介していきます!
納豆+梅干し
納豆1パック[約50g]のカルシウムは45mgです。
青じそと梅干しで納豆がさらに美味しくなります。
梅ちりめん
シラス干しの10g当り(大さじ2) のカルシウムは52mgです。
魚を丸ごと食べれるので栄養もたっぷりです。
ご飯にかけたり、野菜と一緒に和えたり、お手軽にカルシウムを摂取できます。
海藻とれんこんの梅サラダ
乾燥ワカメ5gあたりのカルシウムは39mg
いりごま小さじ1杯/3gのカルシウムは36mg
海藻はカロリーも低くて食物繊維も豊富なのでダイエット中の方にもおすすめです。
桜えびと梅干しのおにぎり
桜えび 大さじ1杯(3g)のカルシウム量は60㎎です。
アツアツのごはんに桜えびと梅干しをおにぎりに。
まとめ
厚労省が公開した「平成29年簡易生命表」によると、日本人の「平均寿命」が過去最高を更新しています。
男性は81.09歳、女性は87.26歳だそうです。
要介護や寝たきりになるのを防ぎ、健康寿命を長くして毎日元気に過ごしたいですよね。