- ゲン担ぎの意味とは?
- 縁起のよい食べ物
- 勝負時に食べたい!梅干しソムリエおすすめ梅干し
ゲン担ぎの意味とは?
験を担ぐ(げんをかつぐ)は、ある物事に対して、以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで吉兆を推し量ること。
また、良い前兆であるとか悪い前兆であるとかを気にする、すなわち、縁起を気にすることや、縁起を気にして物事の成功を願った行動を行うこと。
験担ぎ(げんかつぎ)、ゲン担ぎとも言う。
ゲン担ぎと言われるようになるまで所説あるそうですが、江戸時代に流行った逆さ言葉で縁起を「ぎえん」と言うようになり、それが徐々に「げん」に変化したとする説が一般的だそうです。
自分の気持ちが奮い立つ事が見つかるといいですよね。
たくさんある!縁起の良い食べ物
日本には縁起の良い食べ物って本当にたくさんあるんです!
その中でもいくつかピックアップして紹介していきます。
やっぱり!梅干し!
・梅は三毒を断つ
・番茶梅干し医者いらず
おむすび
おむすびは漢字で「御結び」と書きます。
「良縁をつなぐ」「努力が実を結ぶ」などの意味があり、ゲン担ぎの食べ物と言われるようになりました。
白米をおむすびにしただけで、格段に美味しく感じませんか?
やっぱりおむすびにはパワーが宿っているのかもしれませんね。
ネバネバ食材
ネバネバ食材の納豆、オクラ、山芋などは夏バテしやすい季節のスタミナアップの食材としてもおなじみです。
しんどい時も「最後まで粘り強く努力できるように」との願いが込められています。
NeverGiveup!
鯛
なんと、鯛は魚の中でもかなり長寿で40年近く生きるものもいるそうです!
縁起物の魚として広まったのは江戸時代になります。
紅白の鮮やかな色、栄養価が高い事、そして何と言っても美味しい事から祝い事の場でもよく食べられるようになりました。
昆布
昆布は昔は広布(ヒロメ)と呼ばれていました。
結婚披露宴を「お披露目」と呼ぶのもこの事からという説もあります。
それが次第に音読みされるようになり「こんぶ」として定着しました。
また戦国時代には昆布を「喜ぶ」→「よろこんぶ」として必勝祈願の縁起物として出陣式で食べたりもしていたそうです。
胃もたれするので食べ過ぎ注意です。
★勝負時に食べたい!梅干しソムリエおすすめの梅干し
ここぞという時に食べたい勝負梅干しを紹介していきます!!
村上二郎商店 白干梅(5年物)
箱根駅伝の中継地点にある昭和20年創業の梅干屋、村上二郎商店の5年物白干梅です。
村上二郎商店の店主も箱根駅伝の大ファンで、毎年自費で応援の看板を出されているそうです。
塩のみで漬けた昔ながらの梅干しで、背筋の伸びるような酸っぱさですが、ふわふわでとっても柔らかい!
何年も血の滲むような努力をしてきた陸上選手達の姿を見ていると、胸が熱くぐっとくるものがあります。
全国から強豪が集まる、箱根駅伝の中継地点にある梅干屋さんの5年物梅干し、きっとすごいパワーを秘めているに違いありません。
岩谷 紀州梅真鯛梅
1000年も歴史のある梅干しに、おめでたい席でも食べられる鯛の組み合わせ、大切な日に食べるとパワーをもらえそうです。
鯛の身がしっとりとしていてそのまま食べても美味しいですし、お茶漬けにしても美味しかったです。
梅森園 招福梅
水の綺麗な大分県日田市にある1961年創業の梅干屋さん。
4年に1度開催される梅干しコンクールでも最優秀賞を受賞されています。
梅は熟すと通常は木から落ちるのですが、こちらの梅は熟したまま木の上で約15日間ほど実っているそうです。
梅漬けにしても柔らかく、紫蘇の染まりもとてもよい、良いこと尽くしの縁起梅!という事で「招福梅」と命名されました!
私の家は梅農家 よろこんぶ
緊張していたり気分の張りつめた中でも、「よろこんぶ」というネーミングにくすっと笑ってしまったり嬉しくなる気がしませんか?
昆布の優しい香りと、口の中ですぐなくなってしまいそうなくらい柔らかい梅干しなんです。
戦国時代の出陣式でも食べられていたり、無事を願う妻が昆布を持たせたりしていた食べ物です。
大宰府天満宮 天神さまの梅
毎月25日に数量限定で職員の方が漬けた梅干しが販売されています。
全国に多くの神社がありますが、「学業成就」といえば学問の神様「菅原道真公」がお祀りする大宰府天満宮というのは周知の事実ですよね。
受験シーズンになると多くの受験生が訪れ、年間を通して約1000万人が訪れるそうです。
大宰府天満宮にある梅の木の梅からできた梅干し、神聖な力が宿っていそうですよ。
御朱印もとても人気のようです!!
さいごに
いかがでしょうか?
ゲン担ぎの由来、縁起の良い食べ物、そしてぜひ勝負時に食べてもらいたい梅干しを紹介しました。
学生さんだったら大切な試験日や試合の日に、社会人の方は大切なプレゼンの日などにゲン担ぎとして梅干しを食べてはいかがでしょうか?